長谷川マルコス「Give to Win Project (ギブトゥーウィンプロジェクト)」
はどうなの?
もう今年で何件目でしょうか?
またまた仮想通貨の案件です。
しかも、仮想通貨の自動売買取引です。
このブログでも何度も、
自動売買取引について取り上げていますが
こういった情報商材で稼げるものをみたことはありません。
自動売買の案件だけでも数え切れないほど存在しますが、
本当に稼げるのであれば、商材販売者
もそれに乗り換えるだけですよね?
もしそうであれば、
こういった自動売買取引のオファーは減り、
淘汰されていくと思いますが、
どんどん増えているように思えます。
とすれば、
優良な自動売買取引など存在しないではと仮説が立ちます。
また、本当に優良なシステムであれば、
お金を決済する前にロジックを公開
していますし、公開できないのならそれまでの
システムということです。
これだけオファーが減らないということは、
それだけ何もしないで
稼げるという言葉が「甘い言葉」に聞こえているのだと思います。
ぜひ、当ブログをご覧の方には、こういった商材に騙されずに、トレード
の本質を学んで頂きたいと思います。
今回は
長谷川マルコス「Give to Win Project (ギブトゥーウィンプロジェクト)」
を検証したいと思います。
引用元:http://givetowin-project.info/yokoku/
【特定商取引法に基づく表記】
販売社名 合同会社マインド
販売責任者 酒井昂希
所在地 兵庫県神戸市中央区東雲通3-2-11
電話番号 05052130523
メールアドレス info@givetowin-project.biz
今回のGive to Win Projectに関して
さて内容をざっとみていきますと、
・17年間金融の世界で培ってきたノウハウをシステム化
・5万円から100%全員が1億円を生み出す
・FXと仮想通貨のハイブリット
・未来を予測できる。
第一話から第六話までラインで送られてきます。
ざっと、内容をまとめてみました。
第一話~第二話にかけて
今までの17年間金融の世界で培ってきた
全ての知識、経験、ノウハウをシステム化。
仮想通貨×FXを融合した世界初のハイブリッとシステムで
自己資金5万円を準備した1,000人を
強制的に億万長者に変えていくプロジェクト
がこのGive to win プロジェクトである。
メディアに初登場で初期投資僅か5万円から
17年間で53億円以上を投資だけで生み出した
長谷川マルコスの全てをシステム化しプロの投資家の中
でも最高峰の技術をボタン一つで再現できるまで研究。
第三話
レンジ相場をシステムが自動で判断、資金に応じて
自動的に3つのポジションがエントリーされ全てのコントロールを
システムが自動で行う。17年のトレード知識の全てを結集したシステムの
ためリスクはもはやゼロと言っても過言ではない。
第四話
第四話では実の母親が登場し、
なぜ長谷川さんにGiveの精神が生まれた
かについて、熱演。
母親の
「与えよ、さらば与えられん」
という言葉に影響を受けている。
第五話
上記、第一話から第四話をまとめ、無料で利用でき
一切見返りを求めない。それは長谷川さんのGiveの
精神からであるとまとめられ、第六話で最終的な案内へ
と続いていきます。
第六話
最終話となります。
貴方にやって頂く作業は3つです。
と案内があります。
・あなた専用の証券会社の口座を開設する。
・開設した証券会社の口座に5万円を入金する。
・Auto profit systemとカンニングジャッジメントシステムをあなたの口座と連結
このオファーではあるシステムを使い、上記作業を行えば
5万円を1億円にしてくれるとのことです。
これまで、第一話から第五話まで散々、費用は掛からない
無料だと説明していましたが、ついに料金の話になります。
「Auto profit system」と「カンニングジャッジメントシステム」
についての利用料は無料だし、
コミュニティである
「サクセスインベスタークラブ」に
ついても費用は掛からないが
システムのメンテナンス費用は必要である。
その分は負担をお願いしたいとなります。(笑)
料金は98,000円です。
そして、こういった情報商材のお決まりの様に、
募集は2日間、限定1,000名です。
から始まり、
応募が殺到しアクセス障害が起きています
→枠が135名です。
→残り35名です
→2日が終了します。
アクセス障害が起きご迷惑を掛けたので
48時間限定で再募集します。
と現在、私のLINEはそういう状態です。
冷静に分析すれば分かりますが、
確かに、長谷川マルコス氏の演技力は、
演技に見えませんし、シナリオとしては、
良くできていると思います。
が、分析していきますと、
98,000×1,000名は約1億円です。
本当に長谷川さんに、Giveの精神があれば、
自分の5万円を自動取引に
して、メンテナンス費も出してくれていいものですよね。
このあたりからも、このシナリオに無理がありますし、
本当に稼げているのか?疑問を持ちます。
本当にシステムを使えば稼げるのか?
仮想通貨をあつかったことのない方にとって、
ツールやシステム、
自動売買はとても甘い言葉に聞こえます。
お金を振込み、口座開設し、
システムを動かすだけで、
あなたは何もせずお金を稼いでくれる。
こんな話、素晴らしいと思いますよね。
自動売買システムは一般に出回っている
FX業者にもこういった、自動売買システムは
無料で多数用意されています。
FXシステムトレード と検索するとたくさん引っかかります。
http://www.coolbeansdip.com/#ranking
戦略という意味を持つ「ストラテジー」は
システムトレードをする上で必ず
知っておかなければならない用語です。
ストラテジーを元に出された命令により、シストレは自動的
にトレードを行います。
ですから、どのストラテジーを選ぶかが重要です。
どのストラテジーにも機能する期間、機能しない期間
があるものです。ずっと勝ち続けているストラテジー
はありません。
たとえば、
「レンジ相場の時に順張りしかしない」
「トレンド相場の時に、逆張りする」
このようなストラテジーでは勝てません。
ですから、長谷川さんのシステムを使うにしても
必ずチェックするポイントがあり、それを公開
していないのであれば手を出す必要はありません。
・最大ドローダウンを更新していないか?
・平均利益は平均損失より大きく、期待値がプラスになっているか?
・直近の取引の損益状況はどうか?
などなど
通常、FX業者のストラテジーは
様々な情報公開がされています。
長谷川さんのシステムも
それらと同様に公開されているか確認して
からの購入でも遅くはありません。
自動売買(システムトレード)のメリットとして
・システムトレードは感情を排他できる
・利益がでれば勝手に利食い
・損失がでれば勝手に損切り
自動売買(システムトレード)のデメリット
・ストラテジーの判断を超えるような予想外の変動には想定外
の損失を生むこともある。
取引経験の少ない人が注意すべき点
どんな、自動売買取引も、
勝率100%というのは存在しません。
特にトレード経験の浅い方は、
「使えば勝てる」
と思い込んでいますので、
最初の取引で2連敗、3連敗し、
実際の資金が減ると
とんでも無くパニックになります。
人間は資金が減ることに
とても恐怖を覚えるものです。
私がトレードを教えている生徒さんも、
含み損が1万円を超えるだけでとてもストレスがかかり、
3万円を超えると恐怖で仕事が手につかないという生徒さんも
いました。
人によって、許容できる含み損や、保有するポジションの許容度は
千差万別です。
優秀なシステムとは
このツールは、情報公開が一切されていません。
長谷川さんが53億円稼いだから凄いんだの一点ばりです。
通常どんなシステムを販売する場合でも、
バックテストとフォワードテストの結果が公開されています。
バックテストとは過去の
通貨の乱高下にどのように対応したか、
どのくらい稼げたかを、
過去の数字に当てはめてテストした結果です。
もちろんこの結果も信用度
としては100%とは言いませんが、
このテスト結果がないとシステムの
信用度はゼロに近いと考えて良いです。
システムを売るのにこのデータは全くないということは、
常識ではありえません。
今後そのデータは出てくるのでしょう?。
もしこのバックテストのデータが出てこない場合、
このシステムに全く価値がないと判断して良いと思います。
続いてフォワードテストですが、
これはかなり信憑性のあるテスト結果となります。
実際にツールを動かしどのぐらい稼げるかを
リアルタイムで判定します。
最低でも3か月、
できたら半年分のデータは欲しいものです。
今後このオファーでそのシステムの
運用結果が出てくるのでしょうか?
自動売買に頼りきった危険性について
とにかく、5万円入れれば、
自動で1億円とうたっています。
「買い」だけで入るシステムであれば、
最大5万円の損失
までで済みますが、
仮に「売り」からエントリーするのであれば
強制ロスカットが適用されないケースや、
売買が成立しない
ケースがあれば、
マイナスになることも頭にいれておかなければ
いけません。
最悪、借金を背負ってしまうことがあるということです。
ですから、どんな優秀なシステムであったとしても、
最低限のトレードの基礎知識を学んでおくべきです。
・損切の重要性
・現物取引と信用取引の違い
最低限の基礎知識は、
きちんとトレードを学んでいる方であれば
2時間あれば、教えることができます。
もし興味ございましたら、メール頂ければ教示いたします。
2016年~2017年 保有していれば儲かった仮想通貨市場
仮想通貨の市場は、2017年は右肩上がりでした。
ですので、保有さえすれば、
何倍にもなる市場でした。
そういった市場であれば
保有するだけで勝てるシステムもあった
かも知れません。
しかし、2018年は保有するだけでは
勝てるほど甘い相場ではなくなっています。
トレードの本質は、
損小利大であり、損失を抑え、
利益を大きくとると
いった考え方が大事です。
未来を予測するのでは無く、対処が必要です。
株式投資やFXで資産を築いている人は
どんな方法を取っていると思いますか?
・未来を予測できる。
・勝率100%の方法を知っている。
・一般人には知らない情報を持っている。
残念ですが、どれも違います。
私もメンターにトレードのことを学ぶまで、
勝ってる人って何か特別な
技術や情報をもっているものと思っていましたが、
そうでは無いんですよね。
トレードで勝っている人は、
技術よりもメンタルが優れているといわれます。
期待値が1以上の売買ルールを
徹底的に処理することが大事です。
人間ですから、損失が膨らみ、
本来なら損切する売買ルールになっていても
前回は戻ったから、
戻るだろうとかして損切せず、
勝手に売買ルールを変更
してしまうといった行動をとったことが無いですか?
その結果、みるみる、含み損が広がり塩漬け株になってしまう。
相場が右肩上がりの際なら、戻ることも多いですが、
今年の1月のコインチェック
の流出騒動の際には、資産が1/3になった人も多くいます。
プロのトレーダーであれば、一旦損切りし、
市場が落ち着いて再度エントリーし
損失が大きくなるのを防いでいます。
【長谷川マルコス「Give to Win Project 」 まとめ】
最終まで動画を見ましたが、システムの具体的な
ロジックは公開されていませんし、バックテスト
等の情報が公開されることは最後までありませんでした。
また、第五話まで一切費用が掛からないと説明していまし
たが、最終話でメンテナンス費用を請求するなど、誠実
な販売者で無いと個人的には思います。
「Auto profit system」
と
「カンニングジャッジメントシステム」というものが、
・どんな仕組みで運用をするのか。
・どれだけの勝率と実績があるのか。
などはっきりせず、
それが分からないうちは
この案件に参加することは控えたほうが良いでしょう。
きちんと、トレードについて勉強すれば、
こういった情報商材がいかに、おかしな事を
説明しているか理解できると思います。
経験上、優秀な投資案件というのは
実績やロジックが公開されていることが多いです。
今後の展開に関して新しい情報が入りましたら
当記事にて追伸させていただきますので、
この機会に当ブログをブックマーク
などしていただければ嬉しく思います。
また、せっかくですので皆様がこれから
投資しようと思っているコインや、
現状取り組んでいるビジネスで、
悩んでいることとかあれば、
お気軽に私の方にご相談いただければと思います。
これから仮想通貨投資をするにあたって、
私なりにお勧めしたい手法があります。
まずはコインの現物に慣れ、
ある程度トレード力をつけるべきです。
実践の経験やデモトレードの中から、
学び、トレードの厳しさ、トレードについて
勉強しなければいけないという気づきが必要です。
少しづつ仮想通貨市場も盛り返している時です、
トレードについてきちんと勉強し、
本質を学ぶことをお勧めいたします。
「損切りの重要性」
「TOTALで利益を出す心構え」
「資金管理」
「投資ルールを明確化する」
等学んでほしいことがあります。
また、上場が確定しているICOやバックについている
企業の力があるICOは、
相場リスクはほぼ受けませんし、
上場後5〜10倍ほど値上がりすることがあるんで、
有望なICOに投資するのが、
初心者の方にとってリスクが低く、
やりやすいと思います。
ただし、コインの選択は説明するまでも
なく重要です。
また、仮想通貨や株式トレードに関わらず、
インターネットビジネスには、
アフィリエイト、
転売と様々な手法がありますが、
現在何か取り組まれている、
もしくはこれから取り組みたいという場合であれば、
私の方に気軽にご相談いただければと思います。
その際に、
・氏名
・メールアドレス
・現状と目標とする収入
・過去に購入された情報商材
・興味のあるジャンル
EX)アフィリエイト 仮想通貨 株式投資 FX バイナリー などなど
具体的に添えていただけると助かります。
メール相談はこちらから
→takashi.yoshimura.f@gmail.com
それでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。