どうもこんばんは吉村隆です。

前回は、期待値について
勉強しました。

継続的に利益を上げている、トレーダーは
トレードを確立論で考えています。

多くの初心者トレーダーが
誤解してしまっていますが、

過去のトレードとこれからするトレードには、
一切の因果関係がありません。

どういうことかと言うと、
1つ前のトレードで

負けたからといって
これからするトレードの

勝率が変わるわけではないし、
たとえ直近の3トレードで

全敗していたからといって、
次のトレードの勝率が上がるような

ことはないということです。

これを、
統計学の世界では独立試行と言います。

この確率の考え方を
知っておかなければ

せっかくの売買ルールを
信じ続けることができません。

大数の法則とは？

確率論で大切な考え方の一つに
「大数の法則」

と呼ばれるものであり、
確率を作用させるためには

ある一定以上の
回数をこなさなければその確率に

近づかないというものです。

サイコロで例をだすと

サイコロは１から６の数字がありますが、
理論上はすべての数字が６分の１の確率で出ると

思うでしょう。

ですが、

サイコロを６回振って、１~６までが１回ずつ出るかと
言えば、そんなことはないですよね。

どれか同じ数字が何度か
出てしまうこともあるでしょう。

それは、
サイコロを振った数が６回と少ないからですね。

それを、10,000回振って
みたらどうでしょうか？

そうなれば、
１~６まで、おおよそ同じ数に

近づいてくるでしょう。

つまり、
いくら確率が理論上分かっていても、

試行した数が少なければ
その確率は作用しないということです。

トレードに話を戻すと売買ルールのことになります。
バックテスト等を行い

勝率が６０％の売買ルールで期待値がプラスのルール
があったとします。

これは、一定の確率で勝率が出ますし、
期待値プラスなのであれば、繰り返せば利益が

残るはずです。

私の売買ルールは、
勝率が６割～７割です。

ですから、10回トレードしたら、７回が利益で
３回はロスカット。

単純に計算をすれば
そうなります。

しかし、

実際にはどうかと言うと、

20回連続ロスカット
なんてこともあります。

逆に、10回のトレードで10回連続利益確定という
こともあります。

理論上は、勝率が７0％なので、10回トレード
したら、７回が利益で３回が損切り。

でも、実際には
そうはならないのです。

なぜなら、
先程も説明したとおり母数が少ないからですね。

つまり、

トレードもサイコロと同様、200回、300回トレードをして
初めて勝率が７０％に収束してくるということです。

逆に言えば、10回程度トレードをした
くらいで、勝てないと思うのは

トレードでの利益を出す本質を
分かっていないことになります。

ですから、勝率の罠に騙されて、
10回程度トレードをして損が続いたからと、

すぐに次のルールに乗り換えるノウハウコレクター
が多くなってしまうのです。

ですから、トレードで成績を残すためには
この考え方が身につける必要があるのです。

株式トレード　確率論で考える　まとめ

継続的に利益をあげているトレーダーは、
独立試行という言葉を知らずとも、

株式トレードとは確率の世界なのだということを
理解しています。

連敗を喫しても
「確率的にはあり得ることだ」

と考えることができ、
平常心を持って次のトレードに

臨むことができるのです。
つまりメンタルが安定しています。

連勝した場合も同じです。
継続的に利益をあげているトレーダーは

「5連勝もしちゃったからそろそろ負けるかも」

などといったことは考えません。
なぜならそういった考えは、

独立試行的には無意味だからです。

そもそもエントリーとは、
さまざまな勝ちの根拠がある状態で、

自信を持てるポイントでのみ
行うべきものです。

「負けるかも」などと思っている
時点でエントリーに

ぶれが生じているので、
エントリーに躊躇してしまいます。

継続的に利益をあげているトレーダー
の考え方が少しづつ

学べてきたでしょうか？

人生一度きりです、経済的な自由を
手に入れるため株式トレード

の世界に足を踏み入れましょう！

株式トレードに魅力や、可能性を
感じられた方は

ぜひ、続きの記事を読んで
頂ければと思います。

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それでは、ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。