どうも、こんにちは吉村隆です。
気づいたら久しぶりの投稿になってしまいました。
経営しているカフェが忘年会等で超多忙になってしまったのと
新しい商材の検証やインプットに追われてしまいました。
2019年、最初の投稿は多くの被害者が出たであろうアルゴス社
が運営していたTESについて記事を書いていきたいと思います。
ベガ氏推奨 アルゴス社 自動売買ツールTESが飛んだ
【特定商取引法に基づく表記】
【商品名】TES(テス)
【販売会社】ARGUS CRYPTO Laboratory
【運営責任者】Benjamin Brooks
【電話番号】0120-888-322
【所在地】San Francisco,USA
【URL】http://argusproject.com/lp/
2018年1月15日アルゴス社が倒産という連絡を読者の方から頂きました。
TESという自動売買取引に投資していたがどうなってしまうのか?
というご相談でした。
「TES」の運営会社である「アルゴスクリプトラボ」の公式ページを
確認したところ、以下のような発表が掲載されておりました。
発表によると、仮想通貨の相次ぐ下落等、相場状況が不安定な状況で
事業の継続が不可能となったそうです。
公式サイトには元本の出金を1月18日までに申請しなければ、
資産は保全されないと記載されているものの、
サポートダイヤルには一向に繋がりません
個人的にはこのまま「飛ぶ」のが既定路線なのだろうと感じています。
現時点では運営者の所在地も運営会社も分からない状況です。
このまま音信不通で資金は取り返せないまま。というのが最悪のストーリーでしょう。
私は以前から「詐欺の可能性が高い」と感じていましたが長年、情報商材や
無料オファーの検証をしている「ベガ」氏が推奨されていて興味を持たれた
方も多いのでは無いでしょうか?今回、ご相談頂いた読者の方もベガ氏のブロ
グを信じて購入に踏み切ったようですね。
ベガ氏はブログでTESのことをアフィリエイト(紹介)することのみならず
ベガファンドなるものまで立ち上げ、大口の投資家しか投資することができない
TESα(テスアルファ)に小口の投資家が参加できる仕組みを構築し150BTC
(現在1BTCは40万円程度。)をTESに投入していたようです。
ファンドを立ち上げた2018年8月頃は、1BTC80万円程度でしたので
約1億円以上を集めたことになります。
ベガ氏の今後の信頼回復に努めていくでしょうが、動向が気になりますね。
「TES(テス)」はアービトラージ自動化ツール
公式HPでは「裁定取引」と表現されていますが、
一般的にはアービトラージと呼ばれています。
FXや仮想通貨では、取引所ごとに多少の価格の差があります。
この差を利用して、価格が安い取引所で購入し、価格が高い取引所ですぐに売却。
価格が大きく変動する前に売り抜けられれば、利益となります。
TESの利用プランについて
TESは口座に入金するビットコインの数量によって月利が変わります。
口座に入金したビットコインは600日間、出金することができません。
ただし、月利で発生した配当金はいつでも出金できるとのことでした。
実際に配当を引き出すことができたことから投資家の安心感を演出
していたのでしょう。
レベル 運用額 月利
TES1 10 BTC以下 12.5%
TES2 10~30 BTC 18.1%
TES3 30~50 BTC 25.3%
TES4 50 BTC以上 41.6%
配当金を出金しなかった場合は、毎日運用資金に追加されて複利運用されます。
2019年1月14日TESが飛ぶ
2018年からTESとTESアルファを利用している人の話によると、
口座に入金したビットコインの枚数はプラン通り以上の月利で増えていったそうです。
そして、2019年1月14日にTES、TESアルファ利用者全員の口座残高が
98%減少し、TES運営は倒産しました。
TES公式は下図のように発表しています。
アービトラージは取引所間の価格差を利用した売買で利益を上げる手法なので、
完全にノーリスではありませんが、リスクはほとんどありません。
不安定な市場や価格操作などの影響でわずか1日で資産98%もの
大きな損失が生じることはありません。
TESはポンジスキームを使った詐欺の可能性が高いと考えられます。
アルゴス社 自動売買ツールTESが飛んだ まとめ
TESが飛んだことで大きな話題になっています。
それ以上に私が気になる点が情報商材レビュアーのベガ氏が勧めている投資案件
ということです。
ベガ氏はTESの倒産について、自分も被害者の一人であることをメールで
連絡していますが、TESの異常な利回りを見ればポンジスキームの疑いが
強いことは、すぐに気が付きます。
うがった見方をしてしまうとベガ氏もアルゴス社の一味という可能性も
ゼロではないということです。
詐欺が露呈した際に、詐欺師が取る行動は
「私も被害者です。私が代表で戦います。警察とはこのように連携を取っています」
と嘘の途中経過を垂れ流すことだそうです。ベガ氏の行動はそれに近いようです。
読者の方から、ベガ氏の釈明メールや今後の対応について情報を頂いています
ので今後追伸記事を上げていこうと思います。
ベガ氏はファンド運営をする際に、入会金を集めていてその振込名義は個人名で
あったことから、アルゴス社の一味であれば足がつく可能性がありますね・・・
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ここまでお付き合い頂き
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それでは、ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。
私自身、ベガファンドに投資はしておりませんが今迄、投資詐欺の被害に多数逢い
自己破産寸前まで追い込まれて未だ多額の借金を抱えております。
自分の恥ずかし経験から言える事は今回の首謀者はベガ本人だと思います。
私も似たような劇場型の投資詐欺に遭った状況と酷似しております。
ベガ本人も被害者面してますが、今現在、ほとぼりが冷める頃合いを見てブログでは自分のビジネスのコメントしかしておりません。
完璧にシナリオ通りに事は進んでいるように思います。
集団訴訟とか言ってますが、何処の誰だかハッキリしない相手に対して訴訟なんか起こせませんし私も上記の劇場型投資詐欺事件に加担した実在する会社に対して訴訟を起こして勝訴判決を受けましたが相手側は悪徳顧問弁護士と結託しておりペーパーカンパニーを多数設立して財産を隠匿して
一切、返金に応じませんでした。
ハッキリ言って訴訟を起こすのは賭けになります。弁護士費用もバカになりません。
唯一、集団訴訟に参加して費用が戻って来た事例は誰もが知る自称ドラゴンさ◎らの
I氏が主催した自動売買FXツールの参加代金の一部のみでした。
60万で参加した金額の3分の1、20万の返金に留まっております。
多くの場合は1円の返金も期待出来ないのが現実です。
日本の法律は騙す側に優位になっているのが現状なので海外のように終身刑とか死刑に厳罰化しない限り詐欺はなくならないでしょう。
楽して稼げる但し費用は高額は詐欺を疑いましょう!
自分自身も気を引き締めて二度と引っ掛からないようにしていきたいと思っております。
龍沢雄輔様
貴重な、情報提供、ご意見ありがとうございます。
詐欺の案件は、表面化していないだけで、今回のTESについても氷山の一角だと思います。
こういった詐欺案件の被害者が少しでも少なくなるように運営をしておりますので
今後とも情報提供とよろしくお願いいたします。